Tapboxは、セルフサービスキオスクのハードウェアおよびソフトウェアの設計、製造、統合を手がける国際的なセルフサービスソリューションプロバイダーです。
同社は、モダンで使いやすいセルフサービスキオスクと、無制限の数の端末を同時に集中管理および監視できるソフトウェアソリューションを提供しています。ラトビアでの顧客事例としては、リガ東大学病院やシネマチェーン「Cinamon」などが含まれます。同社の基本システムは情報システムと容易に統合できるため、セルフサービスソリューションを導入したいあらゆる企業にとって、すぐに利用可能で使いやすいものとなっています。
Tapboxのセルフサービスソリューションにより企業はカスタマーサービスを自動化およびデジタル化できます。またセルフサービスキオスクでは、サービスを受けるために必要なすべての操作を顧客自身が実行できます。これにより、顧客の流れが大幅に加速し、売上が増加し、顧客体験も向上し、企業にとっては人事管理の改善、コスト削減、運用リスク軽減に繋がります。キオスクは、支払い、書類の作成と署名、スキャン、印刷、顔認識など、ニーズに応じて多種多様な機能を搭載できます。主なメリットとして以下のことが挙げられます:
- 人件費の削減
- 従業員要因のリスク軽減(休暇、病欠、感情的態度など)
- 従業員によるエラーの防止
- カスタマーサービスの対応スピード向上
- カスタマーサービスの体験向上
- プロセスの効率化、自動化、デジタル化売上と利益の増加
アフリカでセルフサービスソリューションが利用可能に
これまでバルト三国とフィンランドを中心に事業を展開してきたTapBoxは、セネガルとマリの顧客へのセルフサービス端末設置を皮切りに、アフリカ市場に進出しています。同社は、アフリカの金融企業のセルフサービスソリューション導入を支援する企業との提携を通じて、こういった新たな市場に適合したソリューションを迅速に開発しました。地理的な違いや市場の特性はありますが、間もなくエンド顧客向けの既製ソリューションが提供されます。
Merito Partnersからの最近の投資により、TapBoxはラトビアと輸出開発における地位を強化する計画です。また、追加資金によってヨーロッパ内外の新たな国々への事業拡大を推進する予定です。同社の主な顧客層は医療機関、金融サービス企業、公共部門ですが、そのソリューションは多様な産業分野で活用できます。Merito Partnersからの投資により、TapBoxはより広範な市場での成長を加速させるために必要な資金と各分野の専門知識を獲得する見込みです。同社は現在、新規市場への参入と製品ラインナップのさらなる拡充に注力しています。