2025年1月、ラトビアは建築家Gunārs Birkerts(グナールス・ビルケルツ)を、時代を先取りした建築家として称えます。ビルケルツは、ミネソタ州やリガなどあらゆる都市において、モダニズムのデザインで公共空間を再定義しました。彼の作品は、光、象徴性、文化的記憶を、単なる建築物を超越した構造に織り込んでいます。

生誕100周年記念
2025年はグナールス・ビルケルツ生誕100周年を記念し、1月17日を中心に様々なイベントが開催されます。
ラトビア国立図書館では現在、彼のイタリアでのプロジェクトを紹介する展覧会「建築家グナールス・ビルケルツ – イタリア時代」を鑑賞できます。
2025年1月17日には、世界19か所の図書館建築に焦点を当て、ラトビア、アメリカ、そしてグローバルな視点から彼の遺したものについて考察する展示「ビルケルツ、図書館、光」が開催されます。
記念行事は2025年3月27日、ラトビア国立図書館での国際会議「LIGHTmatters」へと続きます。ビルケルツ研究の専門家であるMartin Schwartz(マーティン・シュワルツ)教授をはじめとする著名な学者たちが、ビルケルツの革新的な光の使い方と建築に与えた永続的な影響について探究します。